UCC上島珈琲、コーヒー飲料では業界初の1リットルペットボトル容器を投入

UCC_pet1l001.jpg これから暖かくなるにつれ、コーヒー好きはアイスコーヒー依存度が高くなるもの。頻繁に飲みたいとき、家族でシェアしたいときには大容量タイプが重宝するが、夏場の需要期に向けて、UCC上島珈琲が4月9日から1リットルペットボトル容器の新商品を投入する。従来は900ミリリットル容器や1.5リットル容器はあったが、1リットル容器は業界では初めて。

 1リットル容器投入の狙いはコンビニの冷蔵ショーケースのスペース確保。900ミリリットル容器や1.5リットル容器は背が高く、これまでは冷蔵ショーケースの下の棚しか置く場所がなかった。1リットル容器は500ミリリットル容器と同じ高さのため、上の棚にも置きやすいのが特徴だ。また、家庭用冷蔵庫でも、スペースを取らずに収納できるメリットもある。

 新商品は「UCC珈琲生活」シリーズ(3月5日発売)、「UCC天然水仕立て珈琲」(3月26日発売)、「UCC BLACK無糖 角」(4月9日)。「UCC BLACK無糖」は缶コーヒーで人気のブランドだが、今回は初ペットボトル化となる。「UCC BLACK無糖 角」のみコンビニ限定で発売される。

 大型のペットボトル入りコーヒー(内容量900ミリリットル以上)市場は、年間を通じて手軽にアイスコーヒーを楽しみたいという家庭内需要に支えられながらジワジワと拡大しており、2006年度の市場規模は1,820万ケース(前年比103%)に達するものと見込まれている。

UCC上島珈琲