通勤ラジオ+ワンセグのカード型端末登場、薄さ15.1mmに2.83型液晶搭載

sonyxdv100.jpg 昨年4月の放送開始以来、ワンセグ放送の認知度は徐々に高まっているが、保有状況については1割強にとどまっている。そうした中、手軽に使えるAM/FM対応の通勤ラジオにワンセグ放送の受信機能が追加されたカード型端末「XDV-100」が、ソニーから4月10日に発売される。携帯電話以上の2.83インチTFT液晶ディスプレイを搭載しながらも、薄さわずか15.1ミリメートルのコンパクトモデルだ。

 「XDV-100」は、1台でFMラジオステレオ放送、AMラジオモノラル放送、ワンセグ放送が楽しめる端末。ワンセグでスポーツ中継が終了しても、素早くラジオに切り替えることも可能だ。ワンセグ視聴に便利なEPG(番組ガイド)にも対応している。スピーカーはモノラルだが、付属のステレオイヤホンでステレオ放送が楽しめる。

 最大の特長は、外寸約98.3×61×15.1ミリメートル、重さ約110グラムというコンパクトボディに、2.83インチTFT液晶ディスプレイを搭載していることだ。また、効率の良いレイアウトにより電波干渉を抑え、ノイズの低減と高感度・高画質・高音質を確保。リチウムイオン充電池を採用しており、ワンセグ視聴が約5.5時間というロングバッテリーライフもうれしい限りだ。

 また、全国エリアごとに主要放送局をプリセットしているだけでなく、プリセットリストを3エリアまで登録できるため、旅行先でもチャンネル設定をし直すことなく、リストを切り替えるだけで簡単に受信できる。

 価格はオープンで、市場推定価格は4万円前後。通勤や旅行のお供に最適のワンセグ受信機だ。

[製品概要]
製品名: XDV-100
発売日: 4月10日
価格: オープン
サイズ: 約98.3×61×15.1mm
重さ: 約110g
カラー: シルバー、ブラック
モニター: 低温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル2.83インチQVGA(240×320画素)
連続受信時間: ワンセグ放送 約5.5時間、FM放送 約25時間、AM放送 約30時間

ソニー