筆箱で携帯しやすい小型スティックのり、トンボ鉛筆が「消えいろピットXS」発売

nori_XS_tonbo001.jpg ヤマト糊、テープのり、液体のり、スプレーのり……。用途に合わせて使い分けられるよう、のりにはいろいろな種類が存在しているが、家庭や学校、事務関連で使われることが多いのは、やはりスティックのりだろう。手も汚れず、紙も汚さず、コンパクトで携帯や収納に便利、しかも安い。そんな利便性の高いスティックのりを、さらに使いやすくするべく、トンボ鉛筆が業界最小サイズのスティックのり「消えいろピットXS」を開発、10月29日から発売する。価格は105円(税込み)。

 「消えいろピットXS」は従来のスティックのりと同じ使用感を保ちながら、コンパクトにまとめたもの。外形は、直径17ミリ、長さ71ミリ、重量12グラムで、従来品より直径で15%、長さで18%も小さくなっている。印鑑やリップクリームとほぼ同じ大きさだ。筆箱で携帯し、学習プリントをノートに貼るのに最適な形状を意識した。

 のりの内容量は5グラム。B5プリントの外周4辺に塗った場合、約30枚を塗ることができるという。のりは青色で乾燥すると「青色」は消えて透明になるのは従来品と同じだ。

 また、「消えいろピット」シリーズのメインユーザーが中高生であることから、誰もが買いやすい価格に抑えた。財布にも優しいのり、というわけだ。

 トンボ鉛筆は女子中高生に対し、スティックのりに関するアンケート調査を行っている。週1回以上スティックのりを使用している女子中高生に聞いたところ、68%が「スティックのりを持ち歩くことがある」と回答。持ち歩く際にどこに入れるかを問うたところ、85%が「筆箱」との回答だった。よりコンパクトなスティックのりは、そんな小さいスペースの筆箱を有効活用するのにも一役買ってくれそうだ。

トンボ鉛筆