モスバーガー、ご当地メニュー「岩手県産南部どりバーガー」を地域限定発売

mos_nanbudori002.jpg 数あるファストフードの中でも、素材にこだわった地域限定メニューを発売することでも知られるモスバーガー。有名なところでは、愛知・岐阜・三重でのみ販売されている「モスライスバーガー味噌カツ」などがあるが、販売エリアではない地域在住のファンからはそうした地域限定メニューをうらやむ声も聞こえてくる。そんな地域限定メニューに、1月25日から新しい仲間が加わることになった。東北および北海道エリア限定で、「岩手県産南部どりバーガー」を発売する。価格は300円(税込み)。

 「岩手県産南部どりバーガー」は全国の高級スーパーなどで販売され、ブランド鶏として名高い「南部どり」を使用したご当地メニュー。「南部どり」は赤白混色の鶏で、味に旨みとコクがあり、ジューシーな肉汁を味わうことができる。このメニューに使われる「南部どり」は三陸海岸と北上高地に囲まれた緑豊かな自然の中で、自然由来の作物を主体にした独自開発飼料で育てた鶏だけを厳選したという。

 メインとなる「南部どり」は、むね肉(一枚)を、醤油やしょうが、ニンニクで下味を付けた衣でカラッと揚げたフライドチキンに。そして、かつお&こんぶの和風だしと酸味が効いた甘酢ソース、シャキシャキとした千切りキャベツ、マヨネーズを合わせている。

 モスバーガーは地域の特色を生かした商品開発を進めており、2002年6月に和歌山県産のゆずを使った「ゆずドリンク」を近畿南エリアの店舗限定で発売して以来、ご当地メニューへの取組みを強化してきた。今回の「岩手県産南部どりバーガー」はその取組みの一環で、今後もこうしたご当地メニューを随時投入していく予定だ。

[モスバーガーのご当地メニュー]
2002年06月「ゆずドリンク」(近畿南エリア)
2002年11月「ホットゆずドリンク」(近畿南エリア)
2004年03月「モスライスバーガー 味噌カツ」(中京エリア)※1
2004年07月「函館シェイクかぼちゃ」「同 ハスカップ」(函館市内)
2005年10月「かぼちゃシェイク」「とうきびシェイク」(北海道全域)
2006年06月「モスのトマトジュース」(千葉県、茨城県)
2006年07月「ハーブと野菜のサラダ」(北海道全域)
2006年10月「オニオンスープ」(北海道全域)
2006年10月「チキン南蛮バーガー」(九州全域)
2007年11月「宮崎県産霧島黒豚メンチカツバーガー」(中国、四国、九州、沖縄エリア)※2

※1 「モスライスバーガー 味噌カツ」のみ、現在も販売中。
※2 「宮崎県産霧島黒豚メンチカツバーガー」は1月15日~2月下旬の期間に中京、北陸、関西エリアで、1月25日~2月下旬の期間に東京・神奈川エリアでも販売。

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