山小屋のこだわり食事にまつわるストーリーを厳選、書籍「山小屋ごはん」発売

yamagoyagohan.jpg 近年、中高年を中心に登山を楽しむ人が増加している。健康のため、リラクゼーションを求めてなど目的はそれぞれ違うが、大自然に囲まれた山小屋での食事は登山の魅力の1つ。そんな「究極のナチュラル・カフェ」山小屋の食事にまつわるストーリーを集めた書籍「山小屋ごはん」が、山と渓谷社から発売された。厳選された物語は、どれも心温まるものばかり。登山者にとって必携の本となりそうだ。価格は1,365円(税込み)。

 地上と比べて不便な環境にある山小屋。その食事はグルメや豪華な一品ではないが、自然や訪れる登山者への思いが詰まっている。「山小屋ごはん」は、そんな山小屋での食事に関して、背景にある素材や人をめぐる物語をつづっていた同社の登山専門誌「ヤマケイJOY」の大好評連載を単行本化したものだ。

 「標高2300メートル 雲の上のパンやさん」「98歳、現役。ひとり小屋を守る」など、こだわりメニューに関する感動のエピソードが多数。雑誌「クウネル」(マガジンハウス)や「自給自足」(第一プログレス)などで活躍するカメラマン、齋藤圭吾氏と寺澤太郎氏による温かな写真が、ストーリーを盛り上げてくれる。

 「究極のナチュラルカフェ」で展開される感動秘話の数々。登山者だけでなく、これからお気に入りの山小屋を見つけたい人にもぴったりの1冊だ。



山と渓谷社