ひとりの食事が「好き」は53%、「好きではない」の47%を上回る結果に

kosyoku001.jpg 生活習慣の変化や、仕事や生活の都合によって、大人/子どもを問わずに増えている「個食」。家族が一緒に暮らしていても個別に食事を取ること、もしくは一緒に食事をしても異なるメニューの食事を取ること、大きくこの2つに定義される食事を指す言葉だ。そんな「個食」に関するアンケート調査をマイボイスコムが実施した。

 まず、ひとりで食事をすることを好むかどうかについて聞いたところ、「とても好き」は7%、「まあ好き」は46%、「あまり好きではない」は40.6%、「まったく好きではない」は6.5%となった。大きく分ければ「好き」は53%、「好きではない」は47%となり、全体的にはひとりの食事を好む人が過半数を超えている。

 次に、ひとりで食事をする頻度について聞いたところ、「ほぼ毎日、3食ともひとりで食べることが多い」は7.8%、「ほぼ毎日、3食のうち1-2食はひとりで食べている」は32.8%と、約4割は毎日最低1食はひとりで食事をする機会があるようだ。

 ひとりで食事をするシーンは「平日の昼食」が66.4%で断トツのトップ。以下、「平日の夕食」が37.6%、「平日の朝食」が36.2%と続く。やはり仕事の関係で、平日は朝昼晩いずれも「ひとりにならざるを得ない状況」が生まれやすいようだ。

 また、ひとりで食事をする理由としては、「スケジュールの都合で家族や友人などと時間があわないとき」が48.6%でトップ。以下、「ひとりで家にいる時間があるので」が32.5%、「忙しくて短時間で食事を済ませたいとき」が25.2%、「ひとりで暮らしているので」が11.6%、「弁当を持参しているとき」が7.8%、「他の人と一緒に食べたくないとき」が7.5%、「状況に関係なくひとりで食べるのが好き」が7.4%と続く。

 ちなみに、ひとりで入れるお店として最も多かったのは「ファストフード店」(78.2%)。次いで「喫茶店・カフェ」が67.1%、「そば・うどん屋」が56.5%、「ラーメン屋」が56.0%、「カレーショップ」が45.3%、「定食屋」が45.3%となった。こうした外食環境の充実で便利になった反面、個食化を促進しているのは間違いないだろう。

 皆さんはひとりの食事、好き? 嫌い?



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