誰でもマー君になれる? 6種類の球種を投げ分けられるボール「田中将大の魔球王」

tanaka_ma_yakyuou001.jpg 高卒ルーキーながら1年目でいきなり11勝をマークし、高校時代からの「怪物」との評判を実力で証明した楽天の田中将大投手。2年目の今年も、これまで12試合に登板し、6勝3敗、防御率3.42(6月10日現在)の成績を残すなど、開幕から好調を続けている。そんな田中投手の名前を冠した「田中将大の魔球王」なるボールが、タカラトミーグループの玩具メーカー・ユーメイトから6月23日に発売。6種の球種を投げ分けられ、誰でもエースピッチャーの気分になれるという不思議なボールだ。サイン入り(印刷)で、価格は500円(税込み)。

 「田中将大の魔球王」は本体中央に「魔球ホール」と呼ばれる等間隔の8つの穴が開いているプラスチック製の野球ボール。この「魔球ホール」と、ボール片側に刻まれた複数の網目状のライン「魔球ライン」を調整しながら投げることによって、ストレート、カーブ、シンカー、ナックル、ライザー、スクリューの6つの球種が自在に投げられるようになる。

 例えばカーブなら「魔球ホールを開き、魔球ラインを左側にしてボールを握りオーバーハンドで投げる」、シンカーなら「魔球ホールを開き、魔球ラインを下側にしてボールを握りサイドスローで投げる」といった具合だ。

 なお、田中投手の持ち球はカーブ、スライダー、フォークボール、チェンジアップ、ツーシーム、カットボールの6種類と言われているため、「田中将大の魔球王」で投げられる6種の球種とは少々異なるようだ。



ユーメイト