プロ野球で「最も引退してもらいたくない選手」、清原和博内野手が1位に

kiyohara001.jpg どんなスポーツ選手でも、いつかは必ず訪れる引退の時期。プロ野球の世界でも毎年「名選手」と呼ばれた選手が、惜しまれながら現役にピリオドを打っていく。でも、「名選手」であればあるほど、ファンはやっぱり「1年でも長くプレーを見たい」と思うもの。そんな「引退してもらいたくない」と思われているのはどんな選手なのか、ネットエイジアが「プロ野球選手の引退」に関する調査を実施している。

 15歳~49歳のケータイユーザー1,098名を対象に、「現在のプロ野球選手で最も引退してもらいたくない選手」を1人だけ自由回答形式で答えてもらったところ、最も多かったのは22%が名前を挙げたオリックスの清原和博内野手だった。この調査は清原選手が引退発表をする前に行われたものだが、ほとんど試合には出場していなくとも、清原選手の存在感の大きさから、現役続行を願うファンが多かったことが分かる。

 清原選手の名前を挙げた理由としては、「野球界の象徴のような人だから」「もっとプロ野球を盛り上げてほしい」「桑田の分まで頑張って欲しい」「年齢や怪我に負けずに番長っぷりをまだまだ見せてほしい」「役者がいなくなるから」「日本プロ野球の宝だから」といった意見が寄せられている。

 ほかの「引退してもらいたくない選手」は、阪神の金本知憲外野手、横浜の工藤公康投手、中日の山本昌広投手、立浪和義内野手、楽天の山崎武司内野手、広島の前田智徳外野手らを挙げる人が多かった。

 また、昨シーズン(2007年)から今シーズン(2008年8月12日時点)にかけて引退した選手のうち、引退してもらいたくなかった、引退が惜しまれる選手を複数回答で聞いた結果、元ヤクルトの古田敦也捕手が40.5%でトップに。次いで野茂英雄投手、桑田真澄投手という結果となった。



プロ野球選手の引退に関する調査