「タイタニック」コンビが11年ぶり競演、「レボリューショナリー・ロード」来春公開

revo_main001.jpg 映画史上最高となる18億3500万ドル(世界)の興行収入をたたきだし、今なおさまざまなシーンで語られることの多いジェームズ・キャメロン監督の映画「タイタニック」。同作で主人公を演じたレオナルド・ディカプリオと、ヒロインを演じたケイト・ウィンスレットが、11年ぶりに競演する話題作「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」が、2009年新春に公開されることが決定した。

 「レボリューショナリー・ロード」はリチャード・イエーツの同名小説「Revolutionary Road(邦題:家族の終わりに)」を、アカデミー賞5部門に輝いた「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス監督が映画化した作品。米国では12月26日からの公開を予定している。

 ケイト・ウィンスレットは2003年にサム・メンデス監督と結婚。私生活では親友であり、「タイタニック」の相手役でもあるレオナルド・ディカプリオと、夫の監督作品で夫婦役を演じるという妙な作品となった「レボリューショナリー・ロード」について、ケイト・ウィンスレットは、かつて米エンターテインメント・ウィークリー誌に「すごくやりづらかった」と率直な感想を漏らしている。夫の目の前でセックスシーンを演じることに戸惑いを隠せなかったものの、最終的には「うまくいった」そうだ。

[ストーリー]
1950年代半ば、アメリカ。エイプリルとフランク・ウィーラーの夫婦は2人の可愛い子供に恵まれ、美しい家に暮らし、誰もが憧れる理想のカップルだった。ただ、外見の充足や周囲からの賞賛とは裏腹に、彼らは互いの心にある思いを潜ませていた。

若き日に抱いたヨーロッパで成功するフランクの野望、エイプリルが追い続けた女優への夢。彼らは、それぞれの“輝かしい未来”“完全なる自己実現”の為、大きな賭けに出ることを決意する。やがてふたりに訪れる葛藤。大きな運命の渦の中で、今ふたりの愛が試される時が訪れようとしていた…。