グリーン・デイがモチーフのスニーカー発売、『アメリカン・イディオット』色採用

converse_bja.jpg 今年は米スニーカーメーカー、コンバースの創業100周年。これを記念した「Welcome to the Converse Century」キャンペーンでは世界各地の有名人とコラボレーションを行っており、5月にはニルヴァーナのフロントマンだった故カート・コバーンのシグネチャーモデルが限定発売されて話題になったが、今度はグリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングの名を冠した「1HUND(RED)#10 Billy Joe Armstrong」が発売された。定番スニーカー「オールスター」をベースにしており、カラーは大ヒットアルバム『アメリカン・イディオット』でも採用したビリー・ジョーお気に入りの赤×黒×白となっている。価格は69.99ドル(約6,600円)。

 「Welcome to the Converse Century」でのコラボレーションでは、これまでジェームス・ディーンやシド・ヴィシャス(元セックス・ピストルズ)、イアン・カーティス(ジョイ・ディビジョン)、ハンター・S・トンプソン(映画「ラスベガスをやっつけろ」の原作者)ら故人のほか、ジョーン・ジェット、コモン、ジェーン・バーキン、バスケットボールのドウェイン・ウェイド選手(マイアミ・ヒート)ら世界各地の有名人とのコラボレーションを発表している。

 カート・コバーンのシグネチャーモデルをはじめ一部はすでに販売されているが、世界中のグリーン・デイ・ファンが待望していたのがビリー・ジョー・アームストロングのモデルだ。カートのモデルでは6種類が発売されたが、ビリー・ジョーのモデルは「オールスター」のローカットモデル1種類の模様。世界で1,500万枚を売り上げ、パンクとしては史上初めてグラミー賞で最優秀レコード賞を受賞した『アメリカン・イディオット』のジャケットで使用された赤、黒、白のカラーリングが施されており、アッパーの素材はレザーと麻となっている。

 「1HUND(RED)#10 Billy Joe Armstrong」は2006年にチャリティー曲「ザ・セインツ・アー・カミング」でコラボしたU2のボノが発起人の「(PRODUCT)RED」協賛モデルで、タン部分には「CONVERSE(PRODUCT)RED」のオリジナルタグが施されているほか、一番上の鳩目は赤を採用。純卸値の10%が「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(GFATM)」に寄付される。コンバースの米国版サイト(http://www.converse.com/)で販売中だ。



1HUND(RED)#10 Billy Joe Armstrong