ひな祭りは「ひな人形、お寿司、ひなあられ」、お祝いの食事は大半が手作り派

hinamatsuri_alibaba001.jpg 3月3日はひな祭り。その原型は中国伝来による5節句の一つで、男女の区別なく祝う「桃の節句」にあるといわれているが、日本では江戸時代ごろから5月5日の「菖蒲の節句」が男子、「桃の節句」が女子の祝い事に分化していったとされている。そんなひな祭りは、伝統行事が廃れゆく現代においてどのような扱いとなっているのだろうか。企業間トレードサイト「Alibaba JAPAN」を運営するアリババが25歳~49歳の、18歳以下の子どもと同居している女性に対してアンケート調査を実施した。

 まず、「ひな祭りのお祝いの予定」について聞いたところ、65.9%は「予定がある」と回答した。子どもの年代別に見ると、未就学児童を持つ人で「予定がある」と回答したのは75.9%だったのに対し、小学生の子どもを持つ人は63.4%と、子どもの年代が若いほうがひな祭りのお祝いをする傾向が強く出ている。

 また、ひな祭りの祝い予定がある人に、お祝いの内容を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「ひな人形を飾る」(94.2%)。次いで「お寿司を食べる」(69.8%)、「ひなあられを供える・食べる」(64.0%)、「ケーキを食べる」(62.6%)と続いた。

 次にひな祭りを祝う予定がある人に、お祝いをする際の食材や食事の準備について聞いたところ(複数回答形式)、最も多かったのは「スーパーで食材を買って自分で作る」(80.6%)だった。以下、「デパートで食材を買って自分で作る」(11.5%)、「スーパーで出来合いの商品を買う」(11.5%)、「外食をする」(6.5%)、「デパートで出来合いの商品を買う」(5.8%)、「デリバリー・出前を取る」(5.8%)と続き、大半は自宅で「手作りする」と回答している。

 そして、自宅にひな人形があるかどうかを聞いたところ、女の子のいる家庭では80.2%が「ある」と回答。ただ、男の子しかいない家庭でも28.4%が「ある」と回答し、母親自身が自宅にひな人形を持っていることがうかがえる結果となった。



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