カロリーゼロでチョコレートを味わえる吸入器、日本でも来年発売へ

choco_zero001.jpg チョコレートは好きだが、カロリーが気になる――。そんな甘いもの好きにとって共通の悩みを解決してくれる「チョコレート吸入器」が、フランスで4月29 日から発売される。「Le Whif」と名付けられたこの製品は、吸い込むだけでチョコの風味を味わうことができる画期的なもの。日本でも来年1月に発売予定だ。

 「Le Whif」を開発したのは、米ハーバード大のデビッド・エドワーズ教授ら。吸入器に入ったチョコレートフレーバーの粉末を吸い込むと口の中に風味が広がる仕組みで、食べ物として吸収されない。そのため摂取カロリーはゼロとなっており、ダイエットにも最適だという。吸入口に工夫を凝らし、粉末が肺に入っても損傷を与えないよう、極小粒子を採用した。

 フレーバーはプレーンチョコレート、ラズベリー+チョコレート、ミント+チョコレート、マンゴー+チョコレートの4種類。いずれもミシュランで二つ星を獲得したレストランのシェフ、ティエリ・マークス氏の協力を受けている。今後、チョコレート以外の味も開発していくようだ。

 価格は1本1.8ユーロ(約240円)。4月29日のフランス・パリを皮切りに、英国や米国、香港で発売記念パーティーを実施する。東京でも来年1月21日~26日に行われる予定だ。



Le Whif(公式サイト)