「桃太郎電鉄」をモチーフにした飲食店、ご当地グルメや名物料理を提供

momotetsu_syokudo002.jpg 1988年12月にファミコン向けに発売された第1作以来、シリーズ累計出荷本数が1,000万本(家庭用ゲーム機向け24作品合計)を突破しているハドソンの「桃太郎電鉄」シリーズ。プレイヤーは鉄道会社の社長となり、日本全国を鉄道で巡りながら各地の物件を買い、日本一のお金持ちを目指すスゴロク形式のボードゲームだが、そんな「桃鉄」シリーズをモチーフにした飲食店「桃鉄食堂」がオープンすることになった。

 「桃鉄食堂」は、日本各地の物産や名産品がたくさん登場する「桃鉄」シリーズのコンセプトを取り入れ、全国のご当地グルメや名物料理を提供する飲食店。6月 18日にイトーヨーカドー拝島店(東京都昭島市)に1号店がオープンするのに続き、25日には、イトーヨーカドー上永谷店(神奈川県横浜市港南区)に2号店がオープンする予定だ。

 販売されるメニューは、従来のフードコートにおける定番メニューに加え、ご当地メニュー第1弾として青森県の名物料理を提供。「黒石焼きそば」(500~550円)、「黒石つゆ焼きそば」(600~650円)、「あげたい(揚げ鯛焼き)」(180円)、「林檎チップのソフトクリーム」(250円)、「青森林檎ジュース」(250円)を販売する。ご当地メニューは半年をめどに、全国から新しいメニューを発掘し、提供していくという。

 「桃太郎電鉄」は原作者でゲーム監督のさくまあきら氏が、「夕張メロンゼリー」をはじめとする各地の美味しい名産品を紹介したいという動機から製作された経緯がある。「桃鉄食堂」はそうした「桃鉄」に込められた想いを受け継ぎ、全国各地の美味しい食べ物をメニューに取り入れていく計画だ。



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