ソニー初の10.1型ネットブック「VAIO W」発表、価格は6万円前後

vaio_w001.jpg 東芝や富士通、NECと、日本の各メーカーも本腰を入れ始めたネットブックに、いよいよソニーが本格参戦する。ソニーは今年1月、ネットブックに近い新しいジャンルのポケットスタイルパソコン「VAIO type P」を発表して話題をさらったが、7月7日に発表した「VAIO W」は正真正銘のネットブック。パールの輝きが上質なイメージのホワイトモデルを8月8日から、甘酸っぱいベリーをイメージしたピンクモデルを8月22日から発売する。価格は6万円前後(直販価格は59,800円)となる見込み。

 「VAIO W」は10.1型ワイド液晶を搭載した「VAIO」の新シリーズ。丸みを帯びたフォルムと、プリインストールされている壁紙とお揃いのデザインのタッチパッド、カラーコーディネートされたパームレストなど、これまで数々のデザイン性に優れた製品を生み出してきた「VAIO」ならではのデザインに仕上がったネットブックだ。

 大きな特徴は、1,366×768ドットの高解像度パネルを搭載したこと。また、キーピッチは16.5ミリ確保し、打鍵しやすいキーボードを搭載するなど、「小さくても使いやすい」ネットブックとなっている。

 スペックはOSがWindows XP Home EditionAtom、CPUはN280(1.66GHz)、メモリは1GB、HDDは160GB、バッテリ駆動時間は約3.5時間、重量は約 1.19kg。ほかにUSB 2.0×2、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、Bluetooth 2.1+EDR、SDカード/MMC対応スロット、メモリースティックデュオ対応スロット、31万画素Webカメラなどを搭載している。

 なお、直販サイトの「VAIOオーナーメード」では、チョコレートのような落ち着いたイメージのオンライン限定色ブラウンを8月22日から発売。カラーメッセージ刻印サービスなどにも対応する。