「忘れ去られた果物」カーラントの濃厚な味わい「Black Currants Nectar」

current01.jpg 米国では20世紀初頭まで東海岸を中心に栽培され、一般的に食用とされていたカーラント(別名「フサスグリ」)の実。今でも欧州では大変人気の高いフルーツだが、米国内では忘れ去られた存在だ。このカーラントのリバイバルを目標に製品を開発しているザ・カーラント・カンパニーでは、このたび「Black Currants Nectar」を発売。とろりとした舌触りに、カーラントの味わいがたっぷり楽しめる一品だ。

 スギの木に悪影響を及ぼす植物病の広がりを助長するとして、栽培が禁止されたこともあったカーラント。しかしその栄養素の高さと風味の素晴らしさで、一部では徐々に食用としての人気が高まっている。

 抗酸化物質を多く含む果物としてはブルーベリーが有名だが、近年の研究ではカーラントにそれ以上の量が含まれていることが判明している。このほかにもビタミンB6とE、銅、ポタシアム、水溶性植物繊維なども豊富だ。

 また、アルツハイマー病の予防効果が注目されているポリフェノールの一種、アントシアニンも多く含まれている。

ザ・カーラント・カンパニー -英文-