日産自動車、東京ミッドタウンに「CUBE」モチーフのオリジナルモデルを展示

cube_roppongi001.jpg いよいよ30日の開業が迫ってきた大規模な複合商業施設「東京ミッドタウン」。敷地の中には「デザインを取り巻くあらゆる人々と意見を交換し、デザインへの関心と理解をムーブメントとして育てていく」ことを目的とした施設「21_21DESIGN SIGHT」がある。この施設に、日産自動車は「CUBE」をモチーフに製作したオリジナルモデルを出展する。

 展示するのは「CUBE」の四角いフォルムや左右非対称なリヤデザインといった特徴を生かしながら、「21_21DESIGN SIGHT」に溶け込む展示アイテムとして製作したオリジナルモデル。実際の車をモチーフにオリジナルモデルを製作するのは、日産自動車としては初めての試みとなる。

 オリジナルモデルは2台あり、1台は車体に「21_21QQ・FOODS」とプリントされ、飲み物と軽食などを提供する。もう1台は「21_21QQ・GOODS」とプリントされ、展覧会の関連グッズを販売する。

 車体デザインは日産のデザイン本部が実施。車体に貼られたロゴマークのデザインは、「21_21DESIGN SIGHT」の3人のディレクターの1人である、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏が担当した。佐藤卓氏の代表作は、NTTドコモの「P701iD」や「明治おいしい牛乳」の商品デザインほか多数。

 「21_21DESIGN SIGHT」でのオリジナルモデルをきっかけに、日産自動車は今後も新しいデザインに挑戦していく予定だ。

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