おしゃれな原付バイクに環境性能をプラス、「リトルカブ」がマイナーチェンジ

littlecub.jpg 世界最多量産の2輪車「スーパーカブ」の性能はそのままに、14インチの小径タイヤを採用して乗りやすくした原付バイク「リトルカブ」。カラフルな車体と丸みを帯びたデザインも人気の的だ。その「リトルカブ」に、環境性能を向上させる電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)を搭載した新モデルが、10月5日に発売される。カラーリングも新たに5色を設定した。価格はキックタイプが21万円、セルフスターター・キック併用タイプが23万1,000円(ともに税込み)。

 「リトルカブ」は、ロングセラーのビジネスバイク「スーパーカブ」の派生モデルとして1997年に登場した原付バイク。「スーパーカブ」より3インチ小さいタイヤを採用することでシートの高さを30ミリ下げ、足着きや乗り降りを簡単にしている。

 今回のマイナーモデルチェンジでは、ホンダ独自のPGM-FIを搭載することによって一酸化炭素の排出量を5分の1に減らし、始動性も向上。排出ガスを浄化する装置(キャタライザー)と合わせ、環境性能を向上させた。「平成18年国内二輪車排出ガス規制」にも適合している。

 さらに、エンジンのクランクケースカバーをシルバーからブラックに変え、マフラーガードの形状も変更。質感を高め、おしゃれな外観によりいっそうの磨きをかけている。

 キックとセルフスターター・キック併用の2タイプを用意しており、車体のカラーリングは「ブラック」「ムーンストーンシルバーメタリック×ブラック」「プコブルー×ココナッツホワイト」「バージンベージュ×ココナッツホワイト」「タスマニアグリーンメタリック×ココナッツホワイト」の5色を新たに設定。豊富なバリエーションで選ぶ楽しみもプラスされている。

リトルカブ
本田技研工業 バイク
本田技研工業