甲本ヒロトがオーケストラと「第九」に挑戦、10月31日にリリース決定

komotohiroto.jpg セカンドアルバム『CAVE PARTY』のリリースが迫っているザ・クロマニヨンズだが、昨夏に初のソロシングルを発表したフロントマンの甲本ヒロトが、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の協力を得て、ベートーベン作曲「交響曲第第9番」の第4楽章「歓喜の歌」に挑戦することになった。タイトルは「よろこびのうた」で、甲本ヒロトではなく“藤兵衛(トウベエ)ドンと農民たち”名義でのリリースとなる。10月31日発売で、価格は初回限定盤A、Bが1,575円、通常盤が1,050円(いずれも税込み)。

 ザ・ハイロウズ解散後、昨年のザ・クロマニヨンズ活動開始までの間に東京スカパラダイスオーケストラのゲストボーカルを務めたり、初のソロシングル「真夏のストレート/天国うまれ」をリリースしたりなどの活動をしていた甲本ヒロト。ザ・クロマニヨンズのアルバム発売直前に、またもやソロ楽曲の発表となった。

 今回は、世紀をまたいで愛されているメロディーを現代の感性で表現するという企画「A Project The Present Time Classics」から生まれたもので、サウンドプロデューサーの藤原いくろうとともに、プロオーケストラである東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏で、年末の合唱で有名な「歓喜の歌」をロックにアレンジするという。

 通常盤やDVD付きの初回限定盤Aのほか、30センチのカルタ絵柄がジャケットになった初回限定盤Bも同日発売。“藤兵衛ドン”に扮した甲本ヒロトが「歓喜の歌」をどのようにアレンジするのか注目だ。

「よろこびのうた」
甲本ヒロト
ザ・クロマニヨンズ
藤原いくろう
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団