自転車をそのまま電車に持ち込み、西武鉄道が「サイクルスポーツ号」を運転

cycle_train001.jpg 東京と埼玉を走る西武鉄道は沿線に自然がたくさんあることで知られ、週末ともなれば秩父方面へとハイキングやサイクリングに出かける人も多い。そんな利用者の利便性を高め、着いた先ですぐにサイクリングを楽しんでもらえるよう、西武鉄道は自転車をたたまずそのまま乗車できる臨時電車「サイクルスポーツ(CYCLE SPORTS)号」を企画。11月18日に運転する。

 「サイクルスポーツ号」は西武鉄道と、秩父市内の5つのサイクリングコースを楽しんでもらうサイクルイベント「秩父サイクルトレイン」の実行委員会が共同で企画したもの。西武池袋線の池袋駅から西武秩父駅まで、自転車を折りたたまずにそのまま電車内に持ち込むことができる。途中、練馬高野台駅と秋津駅に停車する予定だ。

 参加者は事前予約制で、「サイクルスポーツ号」の利用とサイクリングを希望する人を、秩父市の観光情報ページ「秩父観光なび」と西武鉄道ホームページ、またはハガキで募集(申し込み多数の場合は抽選)。乗車定員は200名で、定員の割り当ては池袋駅からの乗車が140名、練馬高野台駅と秋津駅からの乗車は各30名ずつとなる。

 サイクルイベント「秩父サイクルトレイン」は、A~Eまでの5種類のサイクリングコースを、秩父の大自然や名所を楽しみながら走り抜けるイベントだ。参加費は4,000円(食事代・保険料・記念品代含む)で、参加資格は健康で完走できる小学5年生以上。

西武鉄道