ロッテリアの「絶品チーズバーガー」、売れすぎで12月4日~6日は販売休止に

zeppin_lotte003.jpg 来年4月の全国販売に先がけて、先月末から首都圏のロッテリア48店舗で先行販売が始まった「絶品チーズバーガー」。「シンプルなおいしさを徹底追求する」をコンセプトに、ロッテリアが自信を持って送り出した新メニューだが、想定していた以上の売れ行きとなったことから、12月4日~6日の3日間は販売を休止、12月7日より、1日平均200食限定として再販することになった。

 「絶品チーズバーガー」は価格が360円と、ロッテリアのハンバーガーでは最高価格を誇るメニュー。野菜やピクルスなど、オーソドックスなハンバーガーには入っていることの多い具材をあえて外し、バンズ、パティ、チーズの3つの要素だけで構成している。

 製造工程から見直した新開発のバンズ、肉質・肉感を大切にしたパティ、ファストフード業界で初めて厳選したナチュラルチーズと、どの要素もこれまでのロッテリアのメニューとはひと味違うこだわりようだ。

 ファストフードの新メニューが「売れすぎ」で供給が追いつかなくなり、販売休止、もしくは販売数制限がかけられるのは、マクドナルドの「メガマック」が記憶に新しい。「絶品チーズバーガー」も、「食べたいけど、食べられない」という消費者の枯渇感が煽られ、さらなる需要喚起に繋がる可能性は高い。全国販売まで約4か月。ロッテリアがこの状況をどのようにコントロールしていくのか、その舵取りに注目だ。

「絶品チーズバーガー」販売休止のお知らせ
ロッテリアの自信作「絶品チーズバーガー」、首都圏の48店舗で限定先行販売