「ファイナルファンタジーIV」のその後を描く、ケータイだけのオリジナル作品

ff4after002.jpg 1991年にスーパーファミコン向けに発売され、国内で140万本以上を売り上げたスクウェア・エニックス(当時はスクウェア)の「ファイナルファンタジーIV(以下FFIV)」。昨年12月にはニンテンドーDS向けにリメイク版も発売され、50万本以上のヒットを記録したが、この「FFIV」の世界観をそのままに、「その後」を描いたケータイだけのオリジナル作品「FFIV ジ・アフター -月の帰還-」の配信がiモードで始まった。価格は1ストーリー300ポイント~500ポイント(315円から525円)。

 「FFIV ジ・アフター -月の帰還-」は、「FFIV」の主人公・セシルとローザの間に生まれた子供、セオドアを中心に物語が進められていく続編作品。ストーリーは章立てで展開され、セオドアのみならず、リディア編やエッジ編など、各キャラクターにスポットを当てたストーリーも順次配信されていく。

 また、配信されるすべてのストーリーを順番にプレイする必要はなく、ユーザーが自分の好きな順番でプレイしても、最終的にはひとつの物語の結末に到達できるという、ケータイならではの自由度の高い設計となっている。現在は無料の「序章 月の帰還」と、500ポイント(525円)の「セオドア編 最後の赤き翼」を配信中だ。

 なお、「FFIV ジ・アフター -月の帰還-」のバトルシステムは「FF」シリーズではおなじみの「アクティブタイムバトル」を踏襲。これにケータイ独自の要素として、月の満ち欠けがバトルに影響を与える「月齢」システム、特定のキャラクター同士のアビリティを組み合わせることで絶大な効果を放つ連携技の「バンド」が新たに採用された。

 アクセス方法は「iMenu→メニュー/検索→ゲーム→ロールプレイング→ファイナルファンタジー モバイル」で、対応機種は903i/703i以降。EZweb版も今春には配信を開始する予定だ。「FF」シリーズのファンは、まずは無料の「序章」を試してみてはいかが?

ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-