「安室奈美恵×ヴィダルサスーン」CM曲3パターン収録、最新シングルは3月14日発売

amuro_vs001.jpg 「小室哲哉プロデュース」組がブームの終焉とともに苦戦を強いられている中で、一人気を吐き続けている安室奈美恵。歌唱力やファッション性はもちろんのこと、結婚、出産、離婚を20代で経験し、30代に突入しても一線で活躍しているそのライフスタイルに共感するファンは多い。そんな安室奈美恵の最近の話題といえば、なんと言っても「ヴィダルサスーン」のCM。1960年代、70年代、80年代をテーマにした3パターンのCMには、自らもキュートな衣装を身にまとって出演しているが(※80年代はまだ未放送)、それぞれの年代の名曲をリメイクしたCM曲も話題の的だ。このCM曲3パターンを収録した最新シングル「60s 70s 80s」が3月12日に発売される。価格はDVD付きが2,000円、通常版が1,260円。

 「60s 70s 80s」に収録されるのは3曲。60年代をテーマにした「NEW LOOK」はシュープリームスの「BABY LOVE」をリメイクした楽曲で、T.Kura&michicoがプロデュースを担当。70年代をテーマにした「ROCK STEADY」は、アレサ・フランクリンの名曲をプロデューサーのMURO&michicoがサンプリング。80年代をテーマにした「WHAT A FEELING」は、アイリーン・キャラの同名曲(映画「フラッシュダンス」の主題歌)を大沢伸一がアレンジした楽曲だ。DVD付きのバージョンには、それぞれの楽曲のプロモーションビデオが収録される。

 ネットでは「安室奈美恵×ヴィダルサスーン」の評判は上々で、特にCMがヘビーローテーション中の「NEW LOOK」の人気が高い。「曲も映像もオシャレ」「何度見て、聴いても飽きない」「本当にかわいい」「また安室奈美恵ブームが来そう」「日本語の歌詞もいい」と、絶賛の声が相次いでいる。

 安室奈美恵が最後にオリコンシングルチャートの1位を獲得したのは、意外なことに1998年12月に発売した「I HAVE NEVER SEEN」までさかのぼる。昨年発売した「Baby Don't Cry」(1月)は3位、「FUNKY TOWN」(4月)も3位と、あと一歩のところで1位には届かなかった。「60s 70s 80s」は耳に残るナンバーであり、CMで大量に流れている楽曲でもあり、さらに前評判が良いと三拍子揃ったシングルになるだけに、10年ぶりのオリコン1位を獲得できるかにも注目しておきたいところだ。



ヴィダルサスーン