NTTドコモの「D905i」と「F905i」に不具合、ソフトウェア更新サービスを開始

d_f_905i002.jpg 3.1インチの液晶を搭載した三菱電機製のスライド型端末「D905i」と、3.2インチの液晶を90度倒すことが(スイングが)できる富士通製のヨコモーション端末「F905i」に、不具合があることが明らかとなった。不具合は、NTTドコモから提供されるソフトウェア更新サービスを利用することで解消できる。

 今回明らかになったのは、「D905i」と「F905i」に共通する2種類の不具合。メーカーが異なるのに不具合の種類が同じなのは、両端末とも同じソフトウェアを採用しているためだ。

 1つ目の不具合は、最大1時間程度(動画は最大30分程度)の番組を夜間に端末へ配信する「Music&Videoチャネル」や、最大10MBの「iモーション(ビデオクリップ)」をダウンロードし、保存したデータを再生すると、音声と映像がずれることがあるというもの。

 2つ目の不具合は、GPS対応のiアプリなどを利用して、現在地確認(GPS測位)を行った際に、特定条件下において、測位できずに「今いる場所の確認に失敗しました。」と表示される場合があるというもの。

 ソフトウェアの更新の方法は、あらかじめ設定した時間(デフォルトは午前3:00)に自動更新がかかるほか、待受中に「Menu」→「設定/NWサービス」→「スイング/時計/その他」→「ソフトウェア更新」を選択することで、すぐに更新を始めることができる。所要時間は「D905i」が23分程度、「F905i」が24分程度だ。

 なお、「F905i」については、1月31日の時点でGPS関連の不具合が報告され、更新用のソフトウェアも提供されていたが、ソフトウェアの更新に失敗する新たな不具合が発見されたため、2月4日で一旦提供が打ち切られていた。

 「D905i」と「F905i」のユーザーは、ソフトウェアの更新をお忘れなく。



「D905i」ソフトウェア更新サービス案内
「F905i」ソフトウェア更新サービス案内