マツダ「デミオ」に2つめの栄冠、「2008世界カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞

wcoty2008.jpg 昨年3月に開催されたジュネーブモーターショーで発表されたマツダの3代目「デミオ」。コンパクト・ハッチバックスタイルへと路線変更した点が若者を中心に歓迎を受け、同年7月の発売以来、納車待ちになるほどの人気となっている。昨年11月には「2008年日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、欧州カー・オブ・ザ・イヤーでも日本車で最上位の2位を獲得しているが、それに続いて輸出向けの「Mazda2」名義で「2008世界カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた。日本車としては、前回のトヨタ「レクサス LS460」に続く2年連続での受賞だ。

 世界カー・オブ・ザ・イヤー(WCOTY)は、05年に設立された自動車賞。欧州カー・オブ・ザ・イヤーなどに比べて歴史は浅いものの、世界22カ国の自動車ジャーナリスト48人によって選出されることから、注目度は年々高まっている。

 今回は、世界24カ国の新型39車種がエントリーされ、2次選考では日産自動車の「デュアリス(QASHQAI)」や12代目「スカイライン・クーペ(Infiniti G37 Coupe)」など10車種が選出。「デミオ」、フォードの3代目「モンデオ」、メルセデスベンツの3代目「Cクラス」の3車種がノミネートされた最終選考を経て、ニューヨーク国際自動車ショーで「デミオ」の受賞が発表された。

 さらに「デミオ」はデザイン部門(World Design of the Year)でも最終選考の3車種に選出。この部門とパフォーマンスカー部門(World Performance Car)はアウディの「R8」が受賞し、環境部門(World Green Car)はBMWの「118d with Efficient Dynamics」が獲得している。



2008世界カー・オブ・ザ・イヤー-英文-
マツダ「デミオ」 製品情報
2008年RJCカー・オブ・ザ・イヤー発表、マツダの3代目「デミオ」が獲得