講談社マンガ16誌のサイト統合、読者参加型のコミックポータルサイトβ版を公開

kcplus.jpg 来年で創刊50周年を迎える「週刊少年マガジン」から4月4日創刊の「月刊少年ライバル」まで、さまざまなマンガ誌を刊行している講談社。これまで各誌とも個別にサイトを展開してきたが、これを統合したコミックポータルサイト「講談社コミックプラス」のβ版が4月1日に公開された。豊富な検索方法で読みたくなる作品と手軽に出会えるようになったほか、試し読みやイベント実施など読者参加型の内容となっている。グランドオープンは5月中旬を予定。

 近年の傾向として、従来の形態である雑誌を読んで気に入った作品の単行本を買う読者に加え、単行本のみを買う人も増加している。こうした読者が新たな作品と出会うきっかけを与えてくれるのが「講談社コミックプラス」。同社が刊行する「週刊少年マガジン」「ヤングマガジン」「モーニング」「アフタヌーン」「イブニング」「なかよし」「別冊フレンド」「Kiss」など、少年、青年、少女各誌の垣根を越えて全16誌のサイトが統合された。

 刊行情報、イベント情報、ドラマ・アニメ・映画化情報など全雑誌掲載作品の情報がひと目で把握でき、タイトルや著者名、フリーワード、「青春・友情」「ヒーロー」「ほのぼの」「ヤンキー」といったジャンルからなど検索方法も豊富。試し読み充実しており、より自分の好みに合う作品を探しやすくなっている。

 また、会員登録によって試し読み可能なページも増加するほか、ジャンル投票や作品への応援メッセージなど、サイト上で実施するさまざまなイベントに参加可能。このイベントに参加するとポイントが貯まっていき、会員限定プレゼントやデジタル景品などさまざまな特典が受けられるようになる。

 人気・話題作品が豊富な講談社のコミックポータルサイト、これまで以上にマンガ探しが楽しくなりそうだ。



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