実売価格3万円の超小型5.1chホームシアターシステム発売、パソコン周りにも最適

yamaha_tss20.jpg 地上デジタル放送の開始や大画面テレビの普及、次世代DVDの規格が「ブルーレイディスク」に統一されるなどAV周りが充実していく中で、ぜひとも導入したいのがホームシアターシステム。しかし、大がかりな装置は場所を取るうえに高価なことから、なかなか踏み切れない人もいるのでは? こうした中で、手のひらサイズのスピーカー5台とサブウーファー、アンプユニットを組み合わせたコンパクトなホームシアターシステム「TSS-20」が、ヤマハから5月下旬に発売される。スピーカーはビルトイン式スタンドを含め70×91×110ミリという超小型サイズで、テレビだけでなくパソコン周りにもぴったり。実売価格が3万円前後(希望小売価格はオープン)という点も魅力だ。

 「TSS-20」は、同社が発売している小型フル5.1chホームシアターシステム「シネマステーション・ミニ」の新製品。同シリーズは超小型のスピーカーシステムのほか、サブウーファーが220×239×220ミリ(スタンド含む)、アンプユニットが102×260×196ミリといずれもコンパクトなサイズで、初代モデルの「TSS-1」から同カテゴリー国内販売台数1位の人気を誇っている。

 今回発売される「TSS-20」では、地上/BSデジタル5.1ch放送対応ACCデコーダー、「ムービー」「ミュージック」「テレビ」「ゲーム」各専用のシネマDSPサラウンドプログラム、夜間鑑賞に最適な「ナイトリスニングモード」、ヘッドホンでも5.1chサラウンド再生が楽しめる「サイレントシネマ」などを装備。また、前面には携帯音楽プレーヤーが接続できるステレオミニジャックを配した。

 このほか、サブウーファーはヤマハ独自のYST(ヤマハ・アクティブサーボ・テクノロジー)方式を採用して伸びのある重低音が楽しめ、サラウンドスピーカーが後方に配置できない場合でも使えるフロント3.1chバーチャルサラウンド再生にも対応。前面パネルには、5.1chと3.1chを切り替える「フロントバーチャルボタン」を備えている。

[製品概要]
製品名: TSS-20
発売時期: 5月下旬
価格: オープン
◇アンプ部
出力: 総合48W、サテライト6W×5、サブウーファー18W
サイズ: 102×260×190mm(スタンド含む)
重さ: 1.6kg
◇サイテライトスピーカー部
形式: 密閉型
スピーカーユニット: 5cmコーン型フルレンジ
サイズ: 70×91×110mm(スタンド含む)
重さ: 0.4kg
◇サブウーファー部
方式: YST
スピーカーユニット: 13cmコーン型ウーファー
サイズ: 220×239×220mm
重さ: 3.4kg



TSS-20
ヤマハ