よみうりランドに東京初のウォータージャンプ施設「ウインチ☆ジャンプ」開設

water_jump001.jpg スキーやスノーボードに乗って人工スノーマットの上を滑り、プールに向かって飛び込み着水するスポーツ「ウォータージャンプ」。1970年代に選手のトレーニング施設から始まった「ウォータージャンプ」は、2000年に緩斜面・幅広の斜面が開発されたことにより、一般の人でも楽しめるレジャーとして知られるようになってきた。そんな「ウォータージャンプ」を楽しめる施設「ウインチ☆ジャンプ」を、よみうりランドが期間限定でオープンしている。期間は11月30日まで。同様の施設は全国に13施設あるが、東京には初登場だ。

 「ウインチ☆ジャンプ」はスキーやスノーボードを装着した利用者をウインチで引っ張り、プールに向かってジャンプする新感覚のアトラクション。オペレーターが利用者のレベルに応じてスピードを調整するため、スピードが怖い人はゆっくり、思い切り飛びたい人は速いスピードでキッカー(飛び込み台)に侵入することが可能だ。

 よみうりランドではスキーやスノーボードはもちろん、ウェットスーツやライフジャケット、ヘルメット、ブーツなどもすべてレンタルするため、利用者は手ぶらで遊びに行っても楽しめる。価格は施設利用料が一般が1,980円/1時間、女性と中学生以下が980円/1時間。用具のレンタル料はフルセットで1,900円。場所はよみうりランド外の「よみうりランドプールWAI場内(ダイビングプール)」のため、遊園地の入園料はかからない。

 1990年代に2,000万人以上と言われたスキー人口は、近年減少の一途をたどり、現在は半分以下の600万人以下となってしまった。そうしたスキー業界の厳しい状況が続く中、「ウォータージャンプ」はスキーやスノーボードの夏のオフシーズントレーニング施設として定着。アウトドアレジャー施設としても徐々に話題を呼んでおり、毎年愛好者が30%以上の伸び率を示しているという。



ウインチ☆ジャンプ