オンキヨーが5万円台の高音質パソコン発売、原音レベルの音楽記録・再生を実現

hdc1l.jpg CDや配信楽曲など膨大な音楽データをパソコンで手軽に管理できるようになったが、その一方で音質の劣化に不満を持つ音楽ファンも少なくない。こうした中で、音響メーカーのオンキヨーが、高音質パソコン「music Nettop」(HDC-1L)をソーテックブランドで発売した。超静音化ボディをベースに専用サウンドボードなどを搭載しており、原音レベルで記録・再生が可能だ。価格はオープンで、直販サイト「SOTEC DIRECT」では5万9,800円(税込み)。

 ソーテックでは、これまでもオンキヨーブランドで高音質パソコンを発売していたが、いずれも価格が20万円を超えるものだった。今回発売された「HDC-1L」は、メールやウェブブラウジングが快適に利用できる程度に性能を抑えることで5万円台の低価格を実現した。

 超静音ボディがHDDなどの振動を低減しているほか、音楽信号をダイレクトで伝送する「PDAPテクノロジー」の採用によって音楽を取り込む際の品質を大幅に向上。専用開発のサウンドボードを搭載することにより、高級CDプレーヤーをしのぐ高音質な再生も可能にした。

 CPUは「Intel Atomプロセッサ230」(1.6GHz)、メモリは1GB、HDDの容量は160GB、OSは「Windows XP Home Edition(SP3)」。2ウェイ・アクティブスピーカーが付属した「HDC-1LGX」(7万4,800円)と、スピーカーや19型ワイド液晶ディスプレイをセットにした「HDC-1LGX/19W1」(9万9,800円)も同時発売された。



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