イタリアが誇る車と服飾ブランドがコラボ、「フィアット500 by DIESEL」150台限定発売

fiat500_diesel.jpg フェラーリやアルファ・ロメオなどを傘下に擁し、イタリア最大の自動車メーカーとして君臨するフィアット。「パンダ」や「プント」など大衆向けの名車を多数生み出しているが、その中で日本でも人気が高いのが3ドアの小型車「500(チンクェチェント)」だ。1957年に登場した2代目は、ルパン三世の愛車としても知られている。その「フィアット500」をファッションブランドDIESELとともにデザインした特別限定モデル「フィアット500 by DIESEL」が、日本でも3月21日に発売される。リアエンドやホイールにDIESELの「モヒカン」ロゴが施されており、販売台数は150台限定だ。右ハンドル仕様で、車体価格は274万円。

 日本をはじめイタリア国内外の有名人にも支持されているDIESELとのコラボにより誕生した「フィアット500 by DIESEL」は、3代目「フィアット500」の1.4リットルモデルをベースにオリジナルアイテムを施した世界1万台の限定生産モデル。イタリアでは昨年11月に販売を開始している。

 リアエンドと16インチホイールにDIESELのロゴを施し、エクステリアはチタンマット仕上げ。鮮烈なイエローのブレーキキャリパーがアクセントになっている。また、リアエンドはスポーティーなリアルーフスポイラーを装備し、2代目の冷却用グリルを想起させるデザインを採用した。ボディーカラーは、専用の「ディーゼル グリーン」と「ディーゼル ブロンズ」、「クロスオーバー ブラック」の3色だ。

 インテリアはオーディオコントローラー付きレザーステアリング、チタンマットカラーのダッシュボード、イエローのメーターパネルなど、専用デザインの装備が充実。特に目を引くのがデニムを模して黄色いステッチで仕上げられたファブリックシートで、フロントシートのサイドにはDIESELジーンズのコインポケットをイメージした小さなポケットがつけられている。また、DIESELのブランドコンセプト「For Successful Living」が刻まれたキックプレートにも注目だ。

 エンジンは直列4気筒DOHC16バルブで総排気量は1,368cc。ATモード付き5速シーケンシャルトランスミッション「ディアロジック」には、通常の「フィアット500」1.4リットルモデル同様、エンジンの性能を最大限に引き出す「スポーツスイッチ」が搭載されている。



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