アニメ「ドラゴンボールZ」が最新デジタル処理で復活、毎週日曜朝9時から放送

dbz_remaster.jpg 初代「ドラゴンボール」の後続番組として、1989年に放送を開始したアニメ「ドラゴンボールZ」。原作のサイヤ人編から最終話までを描いた作品で、シリーズ最高の人気を誇る。その「ドラゴンボールZ」が、放送開始20周年を記念して4月5日に復活することが決定した。最新のデジタル処理「HDリマスター」で再編集を行っており、これまで以上の迫力が味わえるという。毎週日曜朝9時から、フジテレビ系で放送予定だ。

 「ドラゴンボールZ」は野球中継の開始時間を遅らせるほどの人気を博し、平均視聴率は20.8%(関東地区)を記録。世界でも40カ国以上で放送され、現在の世界的な人気を決定付けた作品だ。3月公開の実写映画「DRAGONBALL EVOLUTION」も、原作のピッコロ大魔王編がベースながら、当初のタイトルは「ドラゴンボールZ」とされていた。

 今回の放送では、HDリマスターによる再編集で映像の美しさがアップ。戦闘シーンの迫力も大幅に向上しているようだ。また、孫悟空役の野沢雅子をはじめ当時の声優陣が再集結して新たな声の吹き込みを行い、音響効果も再収録している。

 一方、売り上げ130万枚を記録したオープニング曲「CHA-LA HEAD-CHA-LA」とエンディング曲「でてこいとびきりZENKAIパワー!」は、映像とともに一新される。アーティスト名や曲名は今後発表される予定だ。

 新たな魅力が満載の新「ドラゴンボールZ」。実写版映画とともに、この春話題の作品になることは間違いないだろう。



週刊少年ジャンプ