大学の合格発表はどこで確認した? 6割は「インターネットで」

zkai_gokaku001.jpg 大学の合格発表といえば、キャンパス内に掲示された合格者番号と受験票の番号を照らし合わせるというのが、かつての一般的なスタイル。合格した学生の胴上げシーンや、家族・友人らと抱き合って喜ぶ姿はテレビのニュース番組などでもたびたび放送されているほか、マンガや映画でも定番の光景となっている。でも、近年は実際に大学には行かずに、インターネットで確認するのが“主流”となっているようだ。

 受験指導のZ会が主に今年大学を受験した人を対象に行った調査「第一志望の大学の合格発表をどこで確認したか」によると、1位は「インターネットで」が 60%の票を集め断トツのトップとなった。2位の「大学キャンパス内の掲示板で」は24%にとどまり、現在はインターネットでの確認が“主流”であることが分かる。以下、3位「郵便物で」(8%)、4位「電話応答サービスで」(5%)、5位「友人・知人からの連絡で」(2%)と続く。

 フリーアンサーでは、それぞれの方法で確認した理由についての意見が寄せられているが、インターネットを利用した人からは「地方ばかり受験していたので交通費がかかるため家で確認していました」「片道2時間かけて大学まで見に行こうと思ったんですけど、万が一落ちた時の帰り道の状況を想像したら怖くて行けませんでした」と、距離的な問題からインターネットで確認したとの声がチラホラ。

 一方で、インターネットを利用したものの、中には「出来れば掲示板で直接見たかった!!」「どこか機械的な感じがする」「受かったものの、一人でやたらとハイでいる自分を見てすこし萎えとむなしさを覚えたw」との声もあった。インターネットの利便性を感じつつも、本音の部分では大学のキャンパスで喜びを爆発させたかったという人も多いようだ。



Z会