公共トイレは洋式と和式どちらを利用する? 洋式には8割弱が抵抗感

toire_rr001.jpg 飲食店やショッピングモール、会社や学校、駅など、さまざまなシーンで利用することの多い公共トイレ。でも、近年は清潔志向の高まりなどから、「人が使った後はちょっと……」と抵抗を覚える人も少なくない。そうした公共トイレの利用について、アイシェアが調査を実施。結果を公表している。

 「公共トイレへの抵抗に関する意識調査」と銘打たれたこの調査は、20代から40代の男女568人を対象に行われたもの。まず、「公共の洋式トイレに座ることに抵抗を感じますか?」とたずねたところ、「とても抵抗を感じる」(20.2%)と「少し抵抗を感じる」(57.9%)を合わせた78.2%が「抵抗を感じる」と回答した。「抵抗を感じない」との回答はわずか19.2%で、2.6%に至っては「公共のトイレで洋式は絶対に使用しない」と回答している。

 次に、「抵抗を感じる」と回答した人(444人)に対し、「公共トイレで洋式と和式がある場合、どちらを使用しますか?」とたずねたところ、「洋式」は61.3%、「和式」は38.7%となった。抵抗感を持ちつつも、和式より洋式を選択する人が多いようだ。

 さらに、「洋式を使用しない」と答えた人以外(553人)に対し、「公共の洋式トイレに便座シートがあった場合、使用しますか?」とたずねたところ、「使用する」は71.4%、「使用しない」は28.6%となった。また、同様に「便座ふきとりシートやスプレーがあった場合、使用しますか?」とたずねたところ、こちらも「使用する」が75.2%、「使用しない」が24.8%と、「使用する」派が7割を超えている。

 「トイレはできるだけ清潔な状態で使いたい」と願う人が多いことの現れとも言える今回の結果。皆さんはどう思う?