凸版印刷と江戸東京博物館、VRコンテンツ「江戸城-本丸御殿と天守-」を共同制作

edojo001.jpg 凸版印刷と江戸東京博物館は、江戸城をテーマとしたバーチャルリアリティ(VR)コンテンツ「江戸城 -本丸御殿と天守-」を共同で制作、江戸東京博物館で開催中の「特別展『江戸城』」で公開している(2007年1月2日から3月4日まで)。

 約265年間に渡って栄華を極めた徳川15代の征夷大将軍の居城であり、江戸幕府の中心でもあった江戸城。「江戸城 -本丸御殿と天守-」では、近世に建築された城では最大級の規模を誇りながら、明暦の大火で焼失した幻の天守や、将軍の住まいや幕府の政務の場として使用された本丸御殿などをCGで完全再現しているほか、現存しない江戸城の当時の様子をVRの緻密な映像クオリティで体験することができる。

 凸版印刷は1997年にVRの研究を開始。これまで多くのVRコンテンツを制作しており、「江戸城 ‐本丸御殿と天守-」は14作目となる。同特別展で用いられている大型スクリーンのVRシアターは、中国の故宮博物院やホンジュラス共和国博物館にも納入実績がある。

[開催概要]
「特別展『江戸城』」
開催期間: 2007年1月2日(火)~3月4日(日)
開催場所: 江戸東京博物館 1階企画展示室
      〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
      JR総武線両国駅西口徒歩3分、都営大江戸線両国駅A4出口徒歩1分
      都バス 錦27・両28・門33系統「都営両国駅前」徒歩3分
休館日: 毎週月曜日(ただし、1月8日、15日、2月12日は開館)と2月13日
主催: 財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、読売新聞社
協賛: 王子製紙
協力: 凸版印刷

特別展『江戸城』
江戸東京博物館
凸版印刷