人気の旅行先は北海道と南の島・欧州、予算は「5万円以上~10万円未満」が最多

goo%20ryoko.jpg 団塊世代の退職が本格化する2007年、ダイナミックパッケージを導入した旅行会社も増えており、個人旅行ブームが予想されている。そんな中、gooリサーチと読売新聞が旅行に関する共同調査を行ったところ、人気の旅行先は国内で北海道、海外で「ハワイ、グアム、サイパン」といった南の島と欧州が1番人気だった。また、旅行の予算は「5万円以上~10万円未満」が最も多く、旅行予算は増加傾向にあるようだ。

 調査は、1月18~22日にgooリサーチに登録している全国の20歳以上の男女1,082人(男性49.9%、女性50.1%)を対象に行われた。それによると、旅行を求めている人は多いようで、泊まりがけの旅行に行きたいかどうかの質問で86%が「はい」と答え、そのうち63%が国内旅行を希望、海外旅行の希望者は9%だったものの、「国内と海外の両方」との回答は28%にものぼった。

 「国内」または「両方」と回答した人に国内旅行先を都道府県別に訪ねたところ、1位は北海道で26%だったが、2位の沖縄県も22%と北海道に迫る勢いだった。3位は京都府で13%、4位は東京で12%だった。

 一方、海外旅行先でトップだったのは「ハワイ、グアム、サイパン」と欧州でともに31%、3位のオーストラリア(17%)や4位の韓国と東南アジア(16%)を大きく引き離した。

 旅行の予算は、「5万円以上~10万円未満」が31%で最多。続いて「10万円以上~30万円未満」が28%で2位だった。昨年と比べた予算では48%が「増えそうだ」または「やや増えそうだ」と回答しており、旅行予算は増加傾向にあることが示唆された。

 インターネットでの旅行の予約について、利用したことがある人は62%で、利用したことのない人(38%)の中でも67%が今後利用してみたいと回答。今後、ネット予約利用者は増加しそうだ。

gooリサーチ 旅行に関する調査
読売新聞