携帯電話のネットコンテンツ利用実態調査、利用時間帯はお昼時がピーク

mobileuseR001.jpg 携帯電話とPHSの契約者数が合わせて1億人を突破、日本は「ケータイ1人1台」時代を迎えている。生活必需品となった携帯電話は、日常の中でどのように使われているのだろうか。日経リサーチが16~69歳の男女を対象に「携帯電話でのインターネットコンテンツ利用実態」調査を行った。

 まず、「最近1か月の携帯電話のインターネットコンテンツの利用頻度(※2006年12月時点)」をたずねたところ、18.5%が「ほぼ毎日」利用していると回答。ただし、世代別に見ていくと10~20代の約3割(28.5%)が「ほぼ毎日」と答えている一方で、50~60代での「ほぼ毎日」の利用率は1割以下(9.0%)と、世代間で利用頻度に大きな隔たりがあることが分かる。

 次に、「普段、携帯電話のインターネットコンテンツを利用している時間帯」をたずねたところ、平日と休日では、平日のほうが昼時の利用が多い傾向が判明。特に12~13時にかけては21%と突出した利用率で、企業や学校の昼休みにあたる時間帯に利用する人が多いことを裏付けている。

 また、平日の7~9時や、夕方~夜半にかけての通勤・通学時間帯も平均よりも高い利用率となった。携帯電話のインターネットコンテンツの利用は、生活サイクルと密接にリンクしているわけだ。

日経リサーチ