コンセプトは「宝石」、日本エイサーがBMWグループとノートPCを共同デザイン

Aspire5520_01.jpg これまでフェラーリ公認のノートPC「Ferrari 4000」を発売するなど、高級自動車メーカーとのコラボに積極的な姿勢を見せてきた日本エイサー。高級自動車が持つ「プレミアム感」や「所有する喜び」をノートPCでも再現するというコンセプトが話題を呼んでいるが、新たにBMWグループのデザイン会社DesignworksUSAと共同でノートPCを開発、2機種を8月23日から発売する。価格はオープンプライス。

 今回、DesignworksUSAとの協業で生まれたノートPCは「Aspire 5520」と「同5220」の2機種。「Gem Stone(=宝石)」をコンセプトに、人間工学に基づいた滑らかな曲線と形状を採用、内側にはセラミックコーティングのキーボードに宝石をイメージしたプレートを配した。あくまでも協業のため、今回のモデルは特に「BMWモデル」とは銘打っておらず、エンブレムなどのBMWを想起させるアイテムは付いていない。

 「Aspire 5520」のスペックは、CPUにTurion 64 X2 TL-58 1.90GHz(下位モデルはTurion 64 MK-38 2.2GHz)、メモリ1,024MB(最大4GB)、GeForce 7000M+nForce 610Mチップセット、120GB HDD(下位モデルは80GB)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載。価格はオープンプライス(上位モデルは11万5,000円前後、下位モデルは95,000円前後の見込み)。

 「Aspire 5220」のスペックはCPUにSempron 3600+ 2GHz、メモリ512MB(最大4GB)、80GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home Basicを搭載。価格はオープンプライス(8万5,000円前後の見込み)。

 なお、同シリーズ全モデルに、日本エイサーとしては初めてドルビーサウンドシステムを搭載している。

 日本エイサーは、DesignworksUSAと共にデザインのトレンドを調査。その結果、最も重要なデザインの特徴を、「色」「素材」「形」の3つであるとの結論に達し、「Gem Stone(=宝石)」のコンセプトを採用するに至った。

「Aspire 5520」製品情報
「Aspire 5220」製品情報