ユニクロがロンドンとパリに旗艦店出店、日本の美点を海外にもアピール

uniqlolondon.jpg 2001年に英国へ国外初となるユニクロ店をオープンして以来、上海や香港、ソウルなど積極的に海外進出を果たしているファーストリテイリング。昨年にオープンしたニューヨーク・ソーホーに続いて、ロンドンとパリにグローバル旗艦店を出店することを発表した。ロンドンは11月7日オープンで、同日に大型店も開店。パリは未定ながらも、新凱旋門地区に第1号店としてアンテナショップを12月上旬にオープンする。

 ロンドンのグローバル旗艦店「ユニクロ 311オックスフォードストリート店」は、欧州を代表するショッピングエリアであるオックスフォードストリートに出店。ブランドコンセプトを磨き上げて、店舗として具体化することで「コンテンポラリー・クール・ジャパン」を伝えていくとしている。

 クリエイティブディレクションは「サムライ」の佐藤可士和氏、インテリアデザインは「ワンダーウォール」の片山正通氏がそれぞれ担当。売り場面積は約700坪で、間口22.5メートルのエントランスに円型のマネキングラスボックスを配置し、旬のコーディネート提案する。ロンドンの新名所として親しまれることをコンセプトにしたという。

 また、同日に同じオックスフォードストリートの170/172に、売り場面積約400坪の大型店「170オックスフォードストリート店」もオープン予定だ。

 一方、パリのグローバル旗艦店の詳細は未定だが、パリ最中心部での開店に向けて着々と準備が進んでいるという。また、12月上旬には新凱旋門地区ラデファンスにフランス第1号店「ユニクロ ラデファンス店(仮称)」をオープンする。こちらは売り場面積が約60坪で、アンテナショップとしてパリ市民にユニクロからのメッセージを発信する店舗となる予定だ。

 米高級衣料品店バーニーズ・ニューヨークの買収を断念したファーストリテイリングだが、これを「海外での認知度が高まった」とプラスに考えており、今後1年間で北京やソウルなどへの大型店出店を予定している。

ユニクロ

ユニクロ 311オックスフォードストリート店(旗艦店)


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ユニクロ 720オックスフォードストリート店


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