「Wii」新作ソフトをダウンロード販売、家庭用カラオケ「JOYSOUND Wii」も配信

wii_ware_had001.jpg 家庭用ゲーム機がネットに接続された時点で、その構想が描かれていたソフトのダウンロード販売。任天堂の「Wii」ではファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、NINTENDO64、PCエンジン、メガドライブ、MSXなどの過去のゲーム資産をダウンロード販売する「バーチャルコンソール」をすでに提供中だが、ハドソンは、新たに始まる新作ソフトのダウンロード販売「Wiiウェア」ビジネスへの参入を決め、まずは3作品を投入する予定だ。

 ハドソンが投入の準備を進めているのは高橋名人の名を一躍有名にしたシューティングゲームの新作「Star Soldier R」や、ハドソンの看板タイトルのひとつ「ボンバーマン(仮)」の新作、そしてエクシングの業務用カラオケ機器「JOYSOUND」を家庭でも楽しめる「JOYSOUND Wii」の3作品。いずれもほかのハードでは発売されていない、および一度もパッケージ化されていない完全新作だ。


 目玉は「JOYSOUND Wii」。採点機能や歌唱指導コンテンツ、各種パーティーゲームを楽しめるサービスを搭載するほか、J-POPを中心に演歌やキッズ向けの歌など、ファミリーで楽しめる曲を提供する。新曲も随時追加予定で、最新の楽曲を配信する予定だ。2008年内には、業務用カラオケ機器と同レベルの搭載を目指している。

 パッケージにはエントリーユーザー向けに、USBマイクと、人気の楽曲を数十曲収録してディスクをパッケージにした同梱版を発売。USBマイクは別売りでも販売する。発売時期は3作品いずれも2008年春を予定している。

ハドソン