Mac OS Xの6番目のメジャーリリース、「Mac OS X Leopard」を10月26日発売

Mac_OS_X_Leopard001.jpg 2006年8月の開発者向け会議で発表され、当初、2007年春の発売を目指していたMac OS Xの6番目のメジャーリリース「Mac OS X Leopard(レパード)」。でも、並行して進められていた「iPhone」のプロジェクトにリソースを集中させるため開発が一時中断、発売延期を余儀なくされていたが、予定から遅れること半年、いよいよ10月26日午後6時から発売開始となる。価格はシングルユーザーライセンスで14,800円、ファミリーパック(家族5人まで有効)が22,800円。

 「Mac OS X Leopard」は、アップル曰く「これまでにリリースした中でも最高のアップグレード」で、「新しい革新的な機能を満載した究極のバージョン」。新たに搭載された機能は、細かいモノを含めれば300以上にも及ぶという。注目の新機能は、下記の通り。

・ウェブやメール、そのほかのダウンロードファイルを自動的にひとまとめにする「ダウンロードStack」機能。
・「Finder」機能の強化(Cover Flowと新しいサイドバーを追加)。
・ファイルを開かずに中身が覗ける「Quick Look」機能。
・ユーザーの作業に必要なアプリケーションや書類だけを表示するよう、デスクトップをカスタマイズする「Spaces」機能。
・すべてのデータを簡単にバックアップ、過去にさかのぼってデータの復元ができる「Time Machine」機能。
・30以上のステーショナリーデザインやレイアウトを用意した新しい「Mail」。
・IntelベースのMacでWindowsをネイティブに動作させる「Boot Camp」の完成版を搭載。

 対応機種は、Intel製CPUか、PowerPC G5またはG4(867MHz以上)を搭載したMac。動画には最低512MBのメモリが必要だ。使いやすさでは定評のあるMac OS Xがさらに使いやすく。動作環境に合ったMacユーザーは、ぜひお試しあれ。

Mac OS X Leopardの特徴
アップル