Windows XP搭載の格安モバイルインターネットデバイス「EeePC」国内版が登場

EeePC001.jpg 「199ドルノートPC」として、世界的に話題を呼んでいるASUSのモバイルインターネットデバイス「EeePC」。台湾発の「EeePC」は、地元の台湾や香港、米国などですでに大ブレイク中で、販売開始時には小売店に長蛇の列ができたり、わずか30分で売り切れたとの報告もあるほど人気を博している製品だ。そんな「EeePC」がいよいよ日本にも上陸。価格は「199ドル」とはいかないが、OSにWindows XPを搭載しているにも関わらず、49,800円の「格安」に抑えられている。

 日本で「EeePC」の販売を手がけるのはマウスコンピューターとアドテックの2社。ともに1月25日からの発売を予定しているが、1月11日の午前10時から、両社の通販サイトで予約を受け付ける。

 「EeePC」の基本的なスペックは7インチのTFTカラー液晶(800×480ドット)、Intel製のCPUとチップセット、512MBメモリ(最大2GB)、4GB SSD、USB 2.0ポート×3、SDカード(SDHC)スロット、30万画素Webカメラなどを搭載。通信はIEEE 802.11b/gの無線LAN機能とEthernetポートを備えている。重量は920グラムで、バッテリ駆動時間は3.2時間、本体色はパールホワイトとギャラクシーブラックの2色。

 両社とも2GBまでメモリを拡張したモデルを用意しているが、価格は50,800円と、基本モデルと1,000円しか違わない。海外で販売されているLinuxモデルならば512MBメモリでもさほど不安はないが、Windows XPを動作させることを考えれば、メモリは多いに越したことはない。迷わず2GBモデルを購入したほうが無難だろう。

マウスコンピュータ
アドテック