松竹が映画配信サイトを開設、「二十四の瞳」「男はつらいよ」などを公開

shochiku_ol.jpg 「伊豆の踊り子」「二十四の瞳」「蒲田行進曲」「男はつらいよ」シリーズなど、戦前から多数の映画を製作・配給してきた松竹。近年も話題作を次々に輩出している。そんな同社が、名作映画を有料でストリーミング配信する自社サイト「松竹ONLINE」(http://shochikuonline.jp/)を開設した。視聴には会員登録が必要で、「スタンダード会員」(無料)はペイ・パー・ビュー作品(1作品367円)が利用可能。「プレミアム会員」(月額税込み1,050円)はオススメ作品が見放題となるほか、ペイ・パー・ビュー作品も一部割引になる。

 2,000本を超える国内最大級の映像資産を持つ松竹では、これまで「@nifty」や「Yahoo!映画」などに作品を提供してきたが、「松竹ONLINE」の開設により独自に配信することになった。

 配信しているのは「男はつらいよ」シリーズなどのネット初公開作品を含んでおり、毎月10~20本を追加。初年度に200本をそろえる予定だ。また、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)機能を持った「マイページ」や各作品へのコメント投稿など、多彩なサービスを備えている。

 スタンダード会員はペイ・パー・ビューの「シネリエ」やマイページ、コメント投稿が利用でき、プレミアム会員はスタンダード会員向けのサービスのほか、週替りの作品紹介コーナー「プレミアムセレクション」の映像が無料で視聴可能。また、一部シネリエ作品の割引や試写会の招待、松竹直営映画館で使える割引クーポン、撮影所見学などさまざまな特典が付属する。



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