フェラーリ社公認、1/10スケール「エンツォ・フェラーリ」が完成するマガジン創刊

enzoferrari.JPG さまざまなテーマを扱った専門書を、毎週または隔週に分けて発行しているデアゴスティーニ・ジャパン。毎号付属するパーツを組み上げていくと、1つの模型やラジコンが完成するシリーズも人気だ。そのデアゴスティーニ・ジャパンが、フェラーリ社のスポーツカー「エンツォ・フェラーリ」の10分の1スケールダイキャストモデルを完成させていく「週刊 フェラーリ・グランツーリズモ」を8月26日に創刊する。亜鉛合金パーツを使用しており、質感から細部に至るまで忠実に再現。フェラーリ社公認の限定モデルとなっている。価格は1,790円で、創刊号のみ890円(いずれも税込み)。

 フェラーリ創業者の名を冠した「エンツォ・フェラーリ」は、2002年に発表された同社創業55周年記念車。同社にとって21世紀最初の特別車で、デザインは日本人自動車デザイナーである奥山清行氏が担当した。40周年記念車の「F40」、50周年記念車の「F50」と同様に限定生産され、399台中30台のみが日本で販売されている。

 今回創刊する「週刊 フェラーリ・グランツーリズモ」では、この希少車の質感や重量感はもちろんのこと、400個以上のパーツを使いエンジンの細部に至るまで精巧に再現。また、ステアリングに合わせて前輪が動作し、ブレーキペダルを踏むとブレーキライトが点灯、アクセルペダルを踏むとエンジン音が鳴り響くなど、ギミックも充実している。フェラーリ社公認の限定モデルという点も、ファンにとって魅力的だ。

 マガジンでは毎号、フェラーリ社の歴代グランツーリズモ(公道を走れるスポーツカー)を1台ずつ取り上げる。開発者たちのインタビューや詳細な技術データ、さらには貴重な未公開写真や資料とともに、高級車カタログ並みのハイクオリティーな作りで紹介していく。

 全65号を予定しており、毎週火曜日発売。創刊号には、組み立て方のポイントやコツを解説したスタートアップDVDが付属する。

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週刊 フェラーリ・グランツーリズモ
デアゴスティーニ・ジャパン