マツダのスモールクラスコンセプトカー「風舞」初公開、モスクワショーに出品

mazdakazemai.jpg 3代目「デミオ」が昨年の自動車賞を総ナメにし、コンパクトカーにおける地位をさらに確固たるものにしたマツダが、スモールクラスのスポーティーなクロスオーバーSUVコンセプトカー「マツダ風舞(かざまい)」を、8月26日から開催されるモスクワ国際自動車ショーで世界初公開することを発表した。2006年発表のコンセプトカー「マツダ流(ながれ)」のデザインを進化させ、空力特性とデザインテーマの融合を高い次元で追求したという。

 「マツダ流」は06年の米ロサンゼルス国際自動車ショーで発表されたデザインコンセプトカー。名前が示すとおり、動きやエネルギー、軽やかさを感じさせる「Flow(フロー、流れ)」を造形やラインに表現した。

 同社はこの「流」を発表した際に「光と影の効果を吟味してデザインしたプロポーションや表面処理を、今後発表するモデルにおいて継続して進化させる」としていたが、今回発表される「マツダ風舞」でもそのデザインテーマを継承。さらに、次世代直噴エンジンや新開発トランスミッションを搭載したほか、軽量化と安全性を考慮した新型プラットフォームを採用し、将来のクロスオーバーSUVの新たな方向を示している。

 名前は風の吹き舞う様子を意味し、スタイリッシュな力強さと機敏さをイメージ。5ポイントグリルや大きく張り出したフロントフェンダーとしなやかなルーフライン、大型22インチホイールによって見る人の感情に訴えかけるダイナミックな外観が魅力だ。また、燃費向上と大幅なCO2削減を実現し、関係性能にも配慮した。

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