動物たちが動き出す絵本「GALLOP!」が人気、Amazonの売り上げランキング2位に

gallop.jpg 本を開くと、モノクロで描かれた動物たちが生き生きと動き出す書籍「GALLOP!」(米マークマン出版社)。昨年11月に発売されたこの書籍が、静かな人気となっている。Amazon.co.jpの洋書売り上げランキングでは現在、「ハリー・ポッターと死の秘宝」の洋書版を抜き、村上春樹監修の手帳「Murakami Diary 2009」に次いで2位になっているほど。対象年齢は4~8歳に設定されているものの、大人からも支持されているようだ。

 「GALLOP!」は、小窓に描かれたモノクロの動物がページを開閉するたびに動き出す仕掛け絵本。たにゆき氏により翻訳された日本語版も、大日本絵画から発売中だ。

 その仕組みは、縦に6等分した6つのアニメーションのそれぞれ6分の1ずつを並べて1枚の絵にし、縦じまの枠をかぶせて横に動かすと動物が走り出すというもの。単純な構造ながらも完成度の高さが絶賛され、Amazon.co.jpのカスタマーレビューに寄せられているのは6件のみだが、いずれも最高評価の星5つが付けられている。

 著者ルーファス・バトラー・セダーによる続編「SWING!」と「KICK!」も10月に発売が予定されており、今後も話題を集めそうだ。



「GALLOP!」
「ギャロップ!!」(日本語版)