神戸で「三国志祭」開催、横山光輝作品の登場人物を描いた巨大灯篭パレードも実施

sangokushi_matsuri.jpg 日本でも根強い人気を誇る中国の歴史物語「三国志」。赤壁の戦いを中心に描いた映画「レッドクリフ」(ジョン・ウー監督)が間もなく日本でも公開されるが、その三国志をモチーフにしたイベント「三国志祭」が7月27日から神戸で開催される。横山光輝の作品に登場する武将が描かれた巨大灯篭のパレードや、コスプレパレード、クイズラリーなどが行われる予定だ。イベントはすべて入場・観覧無料。

 横山光輝のマンガ「三国志」は、吉川栄治の小説とともに日本での三国志人気の礎となった。「三国志祭」はその横山光輝の出身地である神戸で開催するもので、NPO法人「KOBE鉄人PROJECT」が主催し、今年で2回目となる。

 イベントのメインは巨大灯篭のパレード。小学生が引き手を務める横山作品の三国君主や諸葛孔明ら武将、芙蓉姫ら美女が描かれた灯篭を、午後5時半から1時間半かけてJR新長田駅の南側商店街一帯を巡回する。

 また、特設会場では横山光輝・三国志パネル展や三国志武将イラストギャラリー、関連グッズの販売などを実施。俵越山による書道パフォーマンスや中華音楽ライブ、トークショー、「レッドクリフ」の特別映像公開なども企画されており、1日を通して三国志を堪能できるイベントとなりそうだ。



三国志祭
KOBE鉄人PROJECT