北京五輪の「感動度」トップに北島康介選手、競技別ではソフトボールが2冠

beijingop_research.jpg 各競技の選手がさまざまな感動と興奮を与えてくれた北京五輪。その開催前と開催後で人々の期待と満足度はどの程度差があったのか、産業能率大のスポーツマネジメント研究所が1,000人を対象に調査したところ、開催後の「感動度」が最も高かったのは競泳男子平泳ぎ2競技で史上初の2大会連続2冠を達成した北島康介選手(日本コカ・コーラ)であることが分かった。競技別では、悲願の金メダルを獲得したソフトボールが「感動度」と「びっくり度」の2つでトップに輝いている。

 調査は、北京五輪開催前の8月5~6日と開催後の8月26~27日に、20代~60代の男女1,000人(各世代男女100人ずつ)を対象として行われた。分析対象となったのは、33競技種目に出場した日本代表選手(男子170人、女子168人)。開催前は競技をどのくらい見たいかを4段階で評価した「期待度」を調べ、開催後ではどのくらい満足したかを4段階で評価した「感動度」を調査した。

 選手別で「感動度」1位の北島選手は「期待度」でもトップで、多くの人々の期待に応える活躍だったことが証明された。また、「感動度」2位はソフトボールの上野由岐子選手(ルネサス高崎)、3位は陸上男子短距離の朝原宣治選手(大阪ガス)となっている。

 「感動度」合計ポイントから「期待度」合計ポイントを引いた「びっくり度」の1位は上野選手で、体操男子の内村航平選手(日体大)が2位、柔道男子の内柴正人選手(旭化成)が3位。また、「期待度」順位から「感動度」順位を引いた「ブレイク度」では、期待度264位から感動度16位に大きくジャンプアップしたフェンシング男子の太田雄貴選手(同志社大)がトップとなった。

 一方、競技別では「感動度」でソフトボールが1位、競泳が2位、陸上トラックが3位。ソフトボールは「びっくり度」でも1位となり、フェンシングが2位、バドミントンが3位だった。「ブレイク度」ではフェンシングが1位で、ソフトボールとバドミントンがともに2位となっている。

[北京五輪における選手に関する調査(産業能率大スポーツマネジメント研究所調べ)]
【感動度】
1位 北島康介(競泳)/2位 上野由岐子(ソフトボール)/3位 朝原宣治(陸上トラック)/4位 内村航平(体操)/5位 内柴正人(柔道)/6位 谷本歩実(柔道)/7位 末綱聡子(バドミントン)/8位 伊調馨(レスリング)/9位 吉田沙保里(レスリング)/10位 末續慎吾(陸上トラック)
【びっくり度】
1位 上野由岐子(ソフトボール)/2位 内村航平(体操)/3位 内柴正人(柔道)/4位 末綱聡子(バドミントン)/5位 朝原宣治(陸上トラック)/6位 前田美順(バドミントン)/7位 北島康介(競泳)/8位 太田雄貴(フェンシング)/9位 谷本歩実(柔道)/10位 高平慎士(陸上トラック)
【ブレイク度】
1位 太田雄貴(フェンシング)/2位 峰幸代(ソフトボール)/3位 松永共広(レスリング)/4位 三科真澄(ソフトボール)/5位 山田恵里(ソフトボール)、末綱聡子(バドミントン)/7位 佐藤理恵(ソフトボール)/9位 狩野亜由美、藤本索子(ともにソフトボール)



北京五輪における競技と選手に関する調査(産業能率大)