120年前の味を忠実に再現、明治・大正時代の「キリンラガービール」期間限定発売

meijitaisholager.jpg キリンビール(麒麟麦酒)の前身であるジャパン・ブルワリー時代の1888年に発売されて以来、120年にわたって愛され続けている「キリンラガービール」。この生誕120周年を記念して、明治時代と大正時代の味を再現した「キリン 明治のラガー」「キリン 大正のラガー」が12月10日から期間限定で発売される。350ミリリットル缶のみの販売で、価格はともにオープン。

 時代を超えて愛されている「キリンラガービール」だが、時代の声に合わせて少しずつ味が変化している。今回、期間限定で発売される「キリン 明治のラガー」は麦芽とホップのみを使用しており、苦味が効いた重厚で調和の取れた味わい。一方、「キリン 大正のラガー」は原材料に米を加え、明治時代の苦味にコクと芳醇さをプラスした。ともに昭和以降に足されたコーンスターチを使用していないため、現行の「キリンラガービール」と違った重厚な味わいが楽しめる。

 パッケージは各時代のビンラベルをモチーフとしており、「キリンビールブランド誕生120周年を感謝して、明治時代(大正時代)のラガーを限定醸造しました。」「SINCE1888」「KIRIN LAGER BEER 120th Anniversary」の文言が記載されている。

 この2商品の登場により、期間限定ながら明治、大正、昭和(キリン クラシックラガー)、現代(キリンラガービール)の4世代の味がそろうことになった。それぞれの味わいを飲み比べ、各時代に思いを馳せてみるのも面白いかもしれない。



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