リンプ・ビズキットがオリジナルメンバーで活動再開、世界ツアーも予定

limp_original_again.jpg 1990年代後半~00年代前半にかけて、日本を含む世界中を熱狂させたラップメタルの雄、リンプ・ビズキット。05年発表の『「真実への逃避」~ザ・アンクエスチョナブル・トゥルース(第一幕)』以来活動休止状態だったが、2月12日にギターのウェス・ボーランドらを加えたオリジナルメンバー5人での活動再開を公式サイトで発表した。今春に世界ツアー、さらには最新アルバムの発表も予定している。

 リンプ・ビズキットは00年公開の映画「ミッション:インポッシブル2」テーマ曲「テイク・ア・ルック・アラウンド」で大ブレイクし、同曲を収録したアルバム『チョコレート・スターフィッシュ・アンド・ザ・ホット・ドッグ・フレイヴァード・ウォーター』が全米アルバムチャートで2週連続1位を獲得。世界で1200万枚を売り上げた。

 そんな絶頂期のバンドから、ソングライティングの要だったウェス・ボーランドが脱退。04年に一時復帰して『「真実への逃避」~』を制作したものの、06年に再び脱退している。

 ウェス・ボーランドは今年2月上旬には米音楽情報サイトに対して再復帰を否定したばかりだったが、1週間を経ずして心変わりをした模様。さらに、ドラッグ問題で前作に参加できず解雇されたドラムのジョン・オットーを加わわるため、8年ぶりのオリジナルメンバー5人での活動再開となった。

 5人は今春からフェスを含む欧州ツアーを予定しており、最新アルバムの発表も計画中。土屋アンナやX JAPANら日本のミュージシャンとの交流が深いウェス・ボーランドが再度加わったことで、来日ツアーが開催されるかもしれない。



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