泡盛+黒糖で作ったコーヒーリキュール「珈琲 琉球流」発売、原料にもこだわり

coffee_ryukyuryu.jpg ミルクで割ったり、バニラアイスにかけたりとさまざまな楽しみ方ができるコーヒーリキュール。「カルーア」や「ティア・マリア」などが人気だが、これらはサトウキビから作ったスピリッツがベースだ。こうした中で、泡盛を使ったコーヒーリキュール「珈琲 琉球流」が請福酒造から3月9日に発売される。黒糖とココアパウダーで仕上げられており、ベースの泡盛やコーヒー豆の相性も追求したこだわりのデザートリキュールだ。500ミリリットル入りで、価格は1,635円(税込み)。

 請福酒造は、東京から2,252キロ離れた石垣島にある泡盛蔵元。独自の方法で蒸留した泡盛「直火請福」や、“日本最南端の梅酒”として梅酒通の間で人気の「請福梅酒」などを販売している。

 一般的な泡盛は原料にタイ米を使用しているが、「珈琲 琉球流」のベースとなる「やいま」は石垣島がある八重山地方でとれた米を使用した泡盛。ほんのり甘く優しい口当たりが特徴だ。請福酒造では、この「やいま」と相性の良いコーヒーを探し、2種類のアラビカ種を独自にブレンドした。地元の指定コーヒー店から取り寄せた挽きたてのコーヒー豆を使用することで、豊かな香りを実現している。

 また、一般的なコーヒーリキュールが仕上げに砂糖とバニラを使用しているのに対し、「珈琲 琉球流」では奄美大島産の黒糖とココアパウダーを採用。より深い味わいをもたらしたという。アルコール度は一般的なコーヒーリキュールより低めの12度。デザート感覚でつい飲みすぎてしまいがちのコーヒーリキュールだが、これならほどよく酔えそうだ。



請福酒造
日本最南端の梅酒「請福梅酒」2008年仕込み版の販売開始、泡盛に漬け込み黒糖使用