ノキアの最新ケータイは“バットモービル”似? クールなデザインが評判

bad_mobile001.jpg 日本だけでなく、世界にも目を向けると、実にたくさんのケータイが次々と発表されている。その中には実際に商品化には至っていないコンセプトモデルも多々含まれているが、ノキアが先日発表したコンセプトモデル「NIBIRU」は、これまでのノキア端末とも一線を画す独特なデザインで注目を集めているようだ。

 「NIBIRU」を考案したのはウクライナ人のデザイナー、Andy Kurovets氏。彼のデザインは流線を巧みに使った優美なフォルムと、シンプルでありながら機能性を重視した構造が特徴で、中でもスライディングスクリーンタイプ(メインスクリーン以外にもうひとつのスクリーンが端末から出てくる)のケータイ端末「Bend_mobile」や、耳当て部分を取り外すとウェブカメラにもなるヘッドフォン「Webear」は、メディアでも採り上げられ話題となった。

 「NIBIRU」の機能についての詳細は現時点で明らかになっていないが、デザインから予想されるのは、側面の一方にはMP3プレイヤーの操作ボタン、もう一方にはオーディオスピーカーが備え付けられており、端末をポケットに入れたままでも再生や停止といった操作ができる模様だ。また、曲のタイトルや再生時間といった情報は、端末側面に表示されるようになっている。

 ネットでは「NIBIRU」のデザインに対し「超クール!」「“バットモービル”みたいでカッコイイ」といった称賛コメントが多く見られる。「NIBIRU」という元来「プラネットX」(太陽系10番目の惑星)を意味するSFチックなネーミングも、デザインと相まって関心を引いているようだ。